[日記・本屋に行く]
ううん馬の写真が欲しいぞぉ!
いきなりうなってしまいました。
いや今度は馬を作ろうかと(まったく楽しい仕事だよ)、そう思いまして、資料を探したのですよ。
ところが、わたしとしては、単純に「馬が走っているところを横から見た図」が欲しかったわけなのですが、これが意外と見つからないのです。
誰でも思いつく写真集の類は、アップだの群れだの子馬だの、何というかこっちにおもねる写真ばかりで、資料価値が低い。
それではと、学術的な図鑑を見てみたのですが、なんと動物図鑑に馬なんてのってないんだこれが・・・。
たまにあっても、今度は直立不動(あたりまえだけど)で、走っている図が見あたらないわけで、まさに帯に短し、たすきに何とかです。
やけになって見た、競馬雑誌ももちろん没。あんな全力疾走はダメだよ、もちょっと力を抜いて・・、それとサラブレッドより、もちょっと小降りの馬がいいなぁ。(私も結構注文が多い)
実はこういう時に資料価値として最高のシリーズがあります。
同朋舎の「ビジュアル博物館」という図鑑シリーズで、もともとロンドンの自然史博物館が監修しているものを日本語訳したもの。
これはいいですよ。
一冊ごとにテーマが決まっており、それぞれについて豊富な写真で解説してあるというつくりで、すでに80テーマ以上でているはずです。
私の記憶が確かなら、馬だったら、馬の骨格から走り方、毛並みまでのっていたすぐれもの。
しかも博物館の資料ですから、鮮明でクールで美しい。
私なんか日本で出版される前に、何冊か洋書専門店で買ったことだってあるのですから。
よし、これを購入してしまおう。
でもね、たしかちょっと大きな店にいけば必ずあったのに、そういえばここのところ目にしないなと・・。
現に駅前の、某大型書店にもなかったし。
それで行きましたよ、新宿紀伊国屋書店。
カウンターで意気揚々と
「あのービジュアル博物館っていうシリーズなんですが」
「はい」
「ありませんか?」
「しばらくお待ちを」
待つこと30秒
「版元が閉まっちゃったので、今でてません」
「・・・・・・・」
こらー、日本の出版不況ここに極まりですな。
結局手に入らないので、アマゾンの古書販売で買うことにしました。
いい本なんだけどなァ。なんだか悲しかった一日でした。
追記
調べたら、別の出版社に版権を委譲したようです。シリーズ名も変わっています。もっともこちらではまだ20册あまりしかでていない模様。(表紙も同じイメージながら、原版と若干変わっていて、ちょっと下品ですね、印刷の色がよくない。ちょっとした差ですが、結構大きいです)
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